今やスマホは連絡を取るためだけの道具ではなく、買い物をしたり電車に乗ったり、予定を管理したりなど、日常生活になくてはならないものです。
そんなスマホの維持費は毎月かかる言わば固定費です。
固定費を下げるのが節約の鉄則。
スマホの料金を今より少しでも安く抑えることができれば、月々の出費が減らせます。
本記事では、一人暮らしにおすすめな格安SIMを5つご紹介します。
格安SIMやスマホの契約をするコツや使うデータ量の目安も紹介しているので、ぜひご自分の生活スタイルに合う格安SIMを見つけてくださいね。
ピッタリな格安SIMおすすめ5選
- 楽天モバイル
利用料によって変動する料金プランで業界最安級
- mineo
丁度いいデータ容量と中速での無制限が安い
- LINEMO
速度に定評あり、3GBの料金が安い
- IIJmio
細かい料金設定と端末セットが安い
- povo
料金プランの管理が必要だが、月額0円から運用できる
※記載の内容は2024/5/2時点の情報です。【必読】auオンライン購入から自宅受け取りして初期設定するまでの手順
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この記事の著者
マネーブロガー / 現役FP
マネル
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格安SIMがおすすめな理由
一人暮らしなら格安SIMがおすすめな理由
- 家賃が高いから節約したい
- 格安SIMなら確実に月額を安くして節約できる
- 光回線がなくても動画やゲームが出来るから節約になる
節約で最も手っ取り早いのは、スマホ代を安くすることでしょう。
ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリアは店舗でのサポートが受けられたり、電波状況が良いなどメリットも多いですが、料金が高いのがネック。
キャリアでも光回線とのセット割や家族割を利用して安くすることは出来ますが、格安SIMに比べたらそれでも高いことが殆どです。
食費などを削りたくないという人は、ぜひ格安SIMに乗り換えて節約をしてみましょう。
格安SIM・スマホ契約をするコツ4選
では実際に、格安SIMを契約する時に役立つポイントをご紹介します。
自分の使うデータ容量を把握する
まず初めに、自分が毎月どれくらいのデータ通信量を消費しているかを確認しましょう。
毎月3~5GBほどしか使わない人が20GBプランを契約してしまったらもったいないですよね。
逆に、毎月15GB以上使う人が5GBプランを契約したら、毎月ギガを追加でチャージしなければいけません。
現在利用している携帯電話会社のマイページから、過去3~6か月分のデータ利用量を確認して自分に最適なプランを見つけましょう。
実測値の速い格安SIMを選ぶ
キャリアであれば、高速で通信できるのが当たり前なのであまり通信速度を気にしたことがないという方も多いのではないでしょうか?
格安SIMの場合は、キャリアより通信速度が遅く、さらに各社ごとに速度にも差があるため、事前に評判や口コミをチェックしておくのがおすすめです。
みんなのネット回線速度では実際の格安SIMユーザーが実際の通信速度を投稿しています。
格安SIMの速度比較サイトでは20社以上の格安SIMの通信速度を毎日リアルタイムで公開しています。
光回線を使うならセット割がおすすめ
もし自分でインターネット環境を選べるのなら、スマホセット割を検討しましょう。
格安SIMはもともとの料金が安いためキャリアほどの大幅な値引きはありませんが、月に数百円でも安くなるならぜひ活用したいですよね。
遠く離れている家族でも誰か一人セット割が適用になっていれば全員割引になることが多いので、家族と相談して光回線は出来るだけセットにしましょう。
以下、格安SIMで利用できるスマホセット割をいくつかご紹介します。
- ソフトバンク光×ワイモバイル:最大1,650円割引
- auひかり×UQモバイル:最大1,100円割引
- IIJmioひかり×IIJmio:660円割引
- DTI光×DTI SIM:165円割引
- enひかり×ahamo・povo・UQモバイル:enひかりの利用料金から110円割引
キャンペーンをチェック
現在は手軽にMNPができるようになった分、携帯各社は契約してもらうために多くのキャンペーンを打ち出しています。
期間限定のものも多いので、自分が契約したいタイミングでどんなキャンペーン実施しているか確認してから契約するようにしましょう。
各社で行われているキャンペーンの一例をご紹介します。
- ワイモバイル:オンラインストアから契約すれば事務手数料無料
- IIJmio:MNPで人気のスマホを安価に購入できる
- LINEMO:7ヶ月目まで通話オプション5分以内の国内通話無料(通話定額は550円割引)
格安SIMおすすめ5選
ここでは一人暮らしにオススメな格安SIMを5つご紹介します。
一人暮らしにおすすめな格安SIM
楽天モバイル
楽天モバイルは従量課金制のワンプランのみなので、月によってデータ使用量がまちまちだという方にもおすすめです。
3GBまでなら1,078円で利用でき、3,278円で無制限にデータを使えます。
家でオンラインゲームや動画視聴などはあまりせず、ネットサーフィンくらいしかしないのであれば、光回線やWi-Fiを契約せずに楽天モバイルのテザリングだけで事足りるかもしれませんね。
また、楽天モバイルは楽天limkを利用すれば通話料も無料ですし、楽天モバイルユーザーはSPUが上がるので楽天市場でのお買い物もお得になります。
楽天モバイルの料金の支払いには楽天ポイントの期間限定ポイントも利用できるのもメリットです。
\お得なキャンペーン実施中!/楽天モバイル公式を見る
mineo
mineoは定額プランの「マイピタ」と無制限使い放題の「マイそく」を提供しています。
料金プラン | データ量 | 通常料金 |
---|
マイピタ +パケット放題Plus 最大1.5Mbpsで無制限 | 1GB | 1,298円 |
5GB | 1,518円 |
10GB | 1,958円 |
20GB | 2,178円 |
マイそく (使い放題) | 32kbps | 250円 |
300kbps | 660円 |
1.5Mbps | 990円 |
3Mbps | 2,200円 |
契約事務手数料 | 3,300円 SIM発行料:440円/枚 |
詳細 | mineo公式を見る |
中でも無制限プランの「マイそく」が人気です。
マイそくにも最大速度によって4つのプランが用意されています。
普段使いであれば最大1.5Mbpsのスタンダード(990円)で十分という方も多いようです。
ただし、マイそくは月曜日〜金曜日の12〜13時に最大32kbspに通信速度が低下します。
その時間はスマホを使わない方、その時間はWi-Fi環境下にいるという方であれば大きな問題はないでしょう。
しかし、その時間も快適にモバイルデータ通信をしたいという方はデュアルSIMにするなど工夫が必要です。
マイそくのスーパーライト(250円)はずっと最大32kbpsなのでデータ通信として利用するのは厳しい速度ですが、通話オプションを利用したい方には有効です。
mineoの通話オプションは10分かけ放題が550円、時間無制限かけ放題が1,210円なので、スーパーライトと組み合わせるとそれぞれ800円、1,460円となります。
マイそくスーパーライト+10分かけ放題 | 250円+550円=800円/月 |
マイそくスーパーライト+時間無制限かけ放題 | 250円+1,210円=1,460円/月 |
これは他社と比べても最安級の料金です。
mineoを通話専用のSIMと割り切り、データ通信はデュアルSIMの他社でまかなうという方法もおすすめです。
\お得なキャンペーン実施中!/mineo公式を見る
LINEMO
LINEMOはソフトバンクのオンライン専用ブランドです。
項目 | スマホプラン | ミニプラン |
---|
月額基本料 | 2,728円 | 990円 |
データ通信容量 | 20GB | 3GB |
通信方式 | 4G・5G |
速度制限時の通信速度 | 最大1Mbps | 最大300kbps |
音声通話 | 30秒22円 |
詳細 | LINEMO公式を見る |
ソフトバンクと同じ高品質の通信回線を月額990円から利用できます。
また、LINEMOは他社と比べても特にキャンペーンが多く、現在は「ミニプラン基本料最大半年間
実質無料キャンペーン」や「通話オプション割引キャンペーン」などが実施されています。
誰でもお得に利用できるので、とりあえずお試しに使ってみるというのもおすすめです。
また、LINEMOではキャリア決済である「ソフトバンクまとめて支払い」が利用でき、スマホ料金とまとめてPayPayのチャージができます。
通常PayPayへのチャージは銀行口座やコンビニATMなど現金からしかできませんが、ソフトバンクまとめて支払いを利用すればスマホ料金の支払い方法に設定したクレジットカードからチャージすることができ、クレジットカードのポイントも還元されてお得です。
よくPayPayを使う方にはLINEMOがおすすめです。
\お得なキャンペーン実施中!/LINEMO公式を見る
IIJmio
IIJmioは格安SIMの草分け的な存在です。
項目 | 音声/音声eSIM | SMS | データ | データeSIM |
---|
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
5GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
10GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
詳細 | IIJmio公式を見る |
2023年4月には、料金は据え置きで4GBプラン→5GBプラン、8GBプラン→10GBプランに容量アップされました。
IIJmioは音声SIMでも十分安いですが、特にデータeSIMが安いので、データ通信専用としてデュアルSIM運用するのもおすすめです。
また、IIJmioではよくスマホ大特価セールを行っていて、人気の端末が500円からととても安く買えることでも人気です。
MNPでIIJmioに転入する際はぜひお得にスマホを購入しましょう!
\お得なキャンペーン実施中!/IIJmio公式を見る
povo
povoは基本料金が0円で利用できます。
データ容量 | 利用可能期間 | 料金 |
---|
データ使い放題 | 24時間 | 330円 |
1GB | 7日間 | 390円 |
3GB | 30日間 | 990円 |
20GB | 30日間 | 2,700円 |
60GB | 90日間 | 6,490円 |
150GB | 180日間 | 12,980円 |
楽天モバイルの0円プランがなくなった今、基本0円で電話番号を維持できるpovoは貴重な存在です。
しかしpovoもずっと0円で使えるというわけではなく、180日に1回はトッピングを購入する必要があります。
しかしそれ以外はWi-Fiを利用したり、ギガ活でギガをもらってほぼ0円で利用することは可能です。
また、povoで5分以内通話かけ放題トッピングを購入して通話専用SIMとして使用し、他社のSIMをデータ通信専用SIMにするというデュアルSIM運用もおすすめです。
\申込はpovo公式アプリから!/
乗り換え・新規契約の場合はpovoアプリからの申込が必要です。
以下のQRコードをスマホで読み取ると、アプリをダウンロードできます。
データ容量の目安
MM総研の携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2024年1月調査)によると、平均データ通信量は11.08GBでした。
しかし、これは自宅にWi-Fiがある方もない方も合わせた平均です。
また、モバイルデータ使い放題プランの方も含まれているため、そういった方が使用量を押し上げています。
実際に、平均データ通信量は11.08GBですが、中央値は3GBとも報告されています。
一人で使うデータ容量の目安
- 家や学校・職場にWiFiが有る人:3〜7GB
- 家や学校・職場にWiFiが無い人:10〜20GB
- 外出先で動画視聴・ゲームをする人:無制限プラン
自宅にWi-Fiがあり、外出時にあまり動画を見たりゲームをしたりしないという方は3GBや5GBのプランでも事足りるでしょう。
一方、自宅にWi-Fiのない方や通勤・通学時間などによく動画を見るという方は20GBなどデータ容量の大きなプランか、もしくは無制限使い放題のプランがよいでしょう。
まずは自分が毎月どれくらいデータ容量を使用しているか把握することから始めましょう!
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おすすめの格安SIMへ乗り換える手順
続いて、格安SIMに乗り換える大まかな手順を見ていきます。
具体的な手続き方法や初期設定方法は格安SIMによって異なりますが、どの格安SIMでも大まかな流れは以下のとおりです。
格安SIMに乗り換える手順
- 今使っているスマホを利用する場合は必要に応じてSIMロック解除
- 利用中のキャリアからMNP予約番号を取得する
- おすすめ格安SIMから乗り換え先に申し込む
- SIMカードをスマホに入れて初期設定する
手順1:今使っているスマホを利用する場合は必要に応じてSIMロック解除
今利用しているスマホをそのまま格安SIMでも利用する場合、SIMロック解除が必要なことがあります。
まずSIMロックを解除しましょう。
キャリアのSIMロック解除窓口
SIMロック解除はWeb手続きなら手数料無料です。
ショップや電話では3,300円かかってしまうので、極力WebでSIMロック解除しましょう。
手順2:利用中のキャリアからMNP予約番号を取得する
SIMロック解除が完了したら、続いてMNP予約番号を取得しましょう。
MNP予約番号はWebで簡単に取得できます。
キャリアのMNP予約番号窓口は以下の通り。
なお、一括請求の代表回線など、契約状況によってはWebでMNP予約番号の取得ができません。
その場合は、電話でMNP予約番号を取得するようにしましょう。
また、MNP予約番号は発行から15日の有効期限があります。
有効期限が1週間〜10日以上残っていないと申し込みNGになるので、MNP予約番号の取得後は、すぐ格安SIMに申し込むようにしてください。
手順3:乗り換え先に申し込む
ここまで準備できたら、いよいよ格安SIMに申し込みます。
どの格安SIMでも、申し込み時に用意するのは次の2点です。
申し込み時に用意するもの
- 免許証など本人確認書類
- 支払いに使うクレジットカード情報
一部の格安SIMは口座振替にも対応していますが、原則はクレジットカード払いです。
以上の2点が用意できたら、契約したい格安SIMの公式サイトから申し込みましょう。
申し込み自体は、格安SIM公式サイトのトップページにある「申し込む」ボタンを押せばOKです。
細かな申し込み手順は格安SIMによって異なりますが、画面に従って料金プランやオプションを選んでいくだけの簡単操作で申し込めます。
手順4:SIMカードをスマホに入れて初期設定する
格安SIMへの乗り換え手続きが完了したら、最後にスマホの初期設定を行います。
※キャリアの格安プランやサブブランドはSIMカードを入れるだけでOKです。
格安SIMの初期設定
- iPhone:格安SIMのサポートページから構成プロファイルをインストール
- Android:設定内にある「APN(アクセスポイント)設定」に格安SIMの値を設定
- eSIM:格安SIMのサポートページからeSIMをダウンロード
初期設定の内容はどの格安SIMを契約しても同じですが、具体的な設定情報は格安SIM毎に異なります。
詳しくはSIMカードや契約書類と一緒に届くガイドを参考に、スマホの初期設定を完了しましょう。
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一人暮らしなら格安SIMがおすすめ!
ここまで、一人暮らしにピッタリな格安SIMおすすめ5選についてご紹介しました。
一人暮らしにピッタリな格安SIMおすすめ5選
今では格安SIMが数多く存在し、価格競争を行っていることで私たちユーザーは安い料金プランでスマホを使うことができます。
ぜひご自分の今のスマホ料金や使用しているデータ通信量を確認して、今より安くできるか検討してみてください。
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