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マネーブロガー / 現役FP
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クレジットカードのよくある失敗
次のような失敗をしてしまったことがあるという方、多いのではないでしょうか。
・使い過ぎて、支払金額が予想以上に膨らんだ
・残高が足りず、引き落としがうまくできなかった
・キャッシングやリボ払いの返済がいつまでたっても終わらない
クレジットカードを使えば、手元にお金がない状態でも気軽にお買い物ができます。でも、きちんと意識しておかないと「お金を使っている」「お金を借りている」という感覚が薄くなってしまうこともあるので注意が必要です。
クレジットカードで失敗しないためにできること
クレジットカードはその仕組み上、どうしても支払日と引落日の差が発生するため、家計管理の難易度が上がります。失敗を防ぐためには、次のような行動が有効です。
■締め日と引落日を把握しておく
クレジットカードを使うときに、確実にしておきたいのがそのカードの「締め日と引落日を把握しておく」ということです。いつからいつまで使った分が、いついくら引き落とされるのか常にわかっている状態にしておきましょう。
使った金額を、手帳などにメモ書きしておくだけでも違います。家計簿アプリと連携させておけば、使ったときに自動的に反映して集計してくれますし、引き落としが近づいたら、金額とともにお知らせしてくれる機能がついているものもあり(※1)、便利ですよ。
複数のクレジットカードを使い分けている場合は、余計に混乱しやすいので、どれか1つに絞ってしまうか、管理できるように工夫することが失敗を防ぐことにつながります。
■キャッシングやリボ払いは利用しない
クレジットカードでお金を借りることは極力しないようにしましょう。気軽に利用できますが、一般的なカードローンよりも金利が高いことも多く(※2)、返済が困難になりやすいです。
ボーナス払いも、利用しないほうが賢明です。忘れたころに高額な請求が来るため資金計画が立てにくいうえ、ボーナスは会社の業績や景気の動向などを反映し自分ではどうにもならない理由で減額されることもあるからです。
どうしても支払いが難しい場合は、金利や手数料がかからない「2回の分割払い(※3)」を検討することは選択肢の1つかもしれません。
■デビットカードに変える
どうしてもうまく管理ができなくて家計が圧迫されがち、という方はクレジットカードを使うことを辞めてしまうというのも、荒療治ではありますが有効な方法かもしれません。
もうひとつの方法として、デビットカードの利用を検討してみてはいかがでしょうか。デビットカードは、クレジットカードとほぼ同じ使い方ができるカードですが、支払った瞬間に口座から利用金額が決済されます(※4)。
キャッシングや分割払いの機能はなく(※4)、身の丈に合った使い方しかできないようになっています。そのため、クレジットカードのように入会時の審査がなく、若い方やクレジットカードが作れない方でも利用できます。
便利なクレジットカードを賢く使いこなそう
手元に現金がなくてもお買い物ができたり、利用に応じてポイントが貯まったり、クレジットカードにはいくつものメリットがあります。しかし、それが原因で家計のやりくりが難しくなってしまうなら意味がありません。自分に合った、賢くうまく使いこなせる方法を見つけて実践しましょう。
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