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固定WiFi

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最近では、モバイル端末の普及にともない、固定回線は必要ないと思っている方は少なくないでしょう。しかし、コロナ禍をきっかけにテレワークやオンライン授業などが増えた今、自宅でインターネットを利用する機会が増えたことで固定回線が再び注目されています。今回の記事では、固定回線のメリット・デメリットをはじめ、モバイル回線のモバイルWi-Fi・ホームルーターとの違い、固定回線の選び方について見ていきましょう。

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固定回線とは?

「固定回線」とは、自宅内へケーブルを引き込んで屋内で使用する物理的なインターネット回線のこと。ケーブルに直接接続するので、モバイルWi-Fiやホームルーターよりも通信速度が速く、安定しているのが特長です。固定回線は大きく分けて「光回線」と「CATV」(ケーブルテレビ)の2種類があり、Wi-Fiが普及する以前に主流だったISDNやADSL、ダイヤルアップ回線なども固定回線に含まれます。

光回線は、光信号とデジタル信号を相互に変換する装置である回線終端装置(ONU)もしくはブロードバンドルーターを、LANケーブルでパソコンとつなぐ有線接続と、Wi-Fiルーターを使用する無線接続の両方が利用可能です。

固定回線のメリット

近年、高速・大容量通信が可能な5Gが登場したことで、今後5G対応エリアが広がれば固定回線の必要性が低くなるのではと考えている方もいるかもしれません。ここでは、あらためて固定回線のメリットを見直してみましょう。

通信環境が安定している

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固定回線は、電柱から回線を自宅まで引き込んで物理的に接続するため、安定感のある通信が利用できます。そのため、電波干渉などの影響も受けづらく、通信の遅延も起こりにくいのが特長。家族など複数人で生活している方にとっては、携帯キャリアの基地局の電波を利用するモバイルWi-Fiやホームルーターより、混雑に強い固定回線のほうがおすすめです。また、動画視聴やオンラインゲーム、リモート会議など大容量のデータ通信でも、ストレスなく快適に使用できるのもメリットのひとつ。今後も、動画配信サービスの増加やテレワークが働き方として定着することを考えると、通信環境が安定している固定回線の必要性は高まるといえるでしょう。

大容量・高速通信が可能

前述の通り、回線をケーブルで物理的に接続するため、固定回線は通信速度も速くなります。光回線はモバイル回線と違い、基本的に通信制限がないため、大容量データも快適に送受信可能。頻繁に動画を視聴する方や、容量の多いデータのやり取りが多い方は、通信速度が遅いとストレスを感じてしまいますし、契約した毎月のデータ通信量を使い切ってしまい、速度制限がかかって低速通信になってしまうことも。固定回線なら大容量の通信でも速度制限がかかる心配もなく、スムーズに安定して楽しむことができます。

また、複数の端末を同時接続した場合、モバイルWi-Fiやホームルーターだと通信速度が遅くなる可能性がありますが、固定回線なら速度低下の心配もなく、安心して使用できるのも魅力です。

セット割がある

固定回線の契約で気になるのが月々の利用料金。ひとり1台スマートフォンを持つことが当たり前となった昨今、誰もがインターネット回線をおトクに利用したいと思っているはず。固定回線では、電話やテレビ、スマートフォンなどとセットで契約すると割引になるケースがほとんどです。特にスマートフォンとのセット割はとても多く、大抵の方が対象となるので、気になる事業者の割引制度やキャンペーンをチェックすることをおすすめします。安定した高速通信をセット割などでおトクに利用できるのも、固定回線の大きなメリットだといえるでしょう。

固定回線のデメリット

次に固定回線のデメリットを解説します。メリットだけでなくデメリットもきちんと把握することで、自身に合った回線を見つけられるので参考にしてみてください。

回線工事が必要

固定回線を自宅で利用するためには、基本的に回線工事が必要です。冒頭で述べた通り、固定回線は物理的に近くの電柱からケーブルを自宅内に引き込まないと利用できません。そのため、回線の導通・開通の宅内工事を実施し、利用できるまでに2週間~1カ月半程度かかるという点は覚えておきましょう。工事が混み合っている時期や、立ち合いの日程が合わない場合などは、2カ月以上かかるケースも少なくないので、予定と照らし合わせて早めに契約・工事の申し込みをするように気を付けてください。また、工事には別途費用がかかります。ただし、契約条件によっては工事費が無料になるキャンペーンを実施している回線事業者もあるので、ホームページなどで確認しておきましょう。

屋内でしか利用できない

固定回線は自宅内に回線を引き込むため、利用できる場所は屋内に限られ、屋外に持ち運ぶことはできません。屋内であっても有線接続の場合はケーブルが届く範囲内、無線接続の場合は100m以内に限られます。また、無線接続ではWi-Fiを使用するため、固定回線であっても電波干渉や障害物の影響を受けやすくなるということも理解しておきましょう。

固定回線とモバイルWi-Fi・ホームルーターの違い

自宅でインターネットを利用する方法としては、固定回線以外にモバイルWi-Fiやホームルーターなどがあります。ここでは、固定回線とモバイルWi-Fi・ホームルーターの違いを比較して見ていきましょう。

通信の安定性

モバイルWi-Fiとホームルーターは、どちらも携帯キャリアの基地局電波を利用した「モバイル回線」による接続方法です。モバイルWi-Fiは持ち運びができるコンパクトなルーターが中継機となり、電波をパソコンやスマートフォンに送ってインターネット接続を可能にします。ホームルーターは自宅でコンセントに差し込むことで、電波を受信してインターネットの利用が可能です。

両者とも回線工事が不要なのでそれにかかる費用や時間は発生しませんが、固定回線に比べると通信速度の不安定さが気になるところ。基地局からの電波を受け取るため、使用する環境やホームルーターの設置場所によっては通信品質が保てないことも。固定回線よりも接続が簡単で便利な反面、モバイル回線はノイズや障害物の影響を受けやすいといえます。また、モバイル回線は同時に接続できる台数が決まっているほか、使用したデータ量によって利用制限がかかる場合があることも、固定回線との大きな違いです。

利用できる範囲

固定回線とモバイルWi-Fi・ホームルーターは、対応エリアや利用できる範囲にも違いがあります。固定回線は光回線やCATVの場合、光回線やケーブルテレビ回線の提供エリアで利用可能です。また各事業者によっても対応エリアは異なります。一方、モバイルWi-Fi・ホームルーターはモバイル回線を使用するため、5G・4G・LTE対応エリアであれば利用可能。つまり、スマートフォンが使える場所であれば、利用できるということです。

さらに、モバイルWi-Fiに関してはバッテリーがルーターに内蔵されているため外出先などへの持ち運びも可能です。機種によって異なりますが130g前後の重量でコンパクトに設計されているので、気軽にカバンに入れて持ち出せます。外出先でも利用したい方はモバイルWi-Fi、光回線などの対応エリアの自宅内で利用したい方は固定回線といったように選んでみてください。

開通までの時間とコスト

前述の通り、基本的に固定回線はケーブルを自宅に引き込む工事が必要で、申し込みから工事完了までに時間がかかります。住んでいる場所によって工事ができないケースもあるので注意が必要です。また、回線工事にはコストが生じることも見落とせません。

一方、モバイルWi-Fi・ホームルーターは工事不要で、ルーターが手元に届いた日からすぐに利用できます。また、設定が簡単なのも特長。機種によって手順が少し異なるものもありますが、基本的には、スイッチを入れてWi-Fiの設定画面に出てくるネットワーク名(SSID)を選択、ルーター本体に書かれている暗号化キー(パスワード)を入力したら接続完了です。

このように、開通までの時間とコストをとにかくかけたくないという方には、モバイルWi-Fi・ホームルーターがおすすめだといえます。ただし、利用する環境・頻度・期間によっては、開通時に時間とコストをある程度かけても、安定して高速通信ができる固定回線のほうが良いともいえるでしょう。長いスパンで見て、どちらが自身に合っているか考えてみてください。

光回線のサービスを選ぶ際のポイント

自宅でインターネットを利用する時間が増えた今、固定回線の中でも高速な光回線の重要性が再注目されています。ここからは、光回線に焦点を絞って、光回線のサービスを選ぶ際に注意したいポイントを見ていきましょう。

対応エリア

まずは、インターネットを利用する場所が光回線の提供エリアであることを確認してください。光回線のサービスを提供している事業者は多くありますが、事業者によっても対応地域が異なるので注意が必要です。また、提供エリア内であっても、大きな建物や山間部、人口が少ないなどの理由からつながらなかったり、通信が良くなかったりするケースも。利用したいエリアで安定してつながるかどうか、事前に各光回線事業者に確認しておくことをおすすめします。ほとんどの事業者の公式ホームページにサービス提供エリアを検索できるページがあり、自宅の郵便番号や住所を入力すれば簡単に検索できるようになっているのでチェックしてみてください。

基本的にはサイト内の確認ページで表示された結果に間違いはありませんが、まれに提供エリア内であっても建物や周囲の状況などによりサービスが受けられないこともあります。不安な方は、契約前に各事業者の問い合わせ窓口に電話をして確認しておくと安心です。

通信速度

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光回線を選ぶ際に大きな判断基準となるのが通信速度です。速ければ速いほど良い気もしますが、果たして用途に合った適正速度はどれくらいなのでしょうか?
まず、速さを表す単位で使われるのが「bps(ビーピーエス:bit per second)」。1秒あたり何bit送れるかを示し、例えば10Mbpsなら1秒あたり10メガビットのデータを送れるという意味になります。それから「上り・下り」も通信速度を比較する際によく使われる用語です。上りはユーザがデータを送信するときの速度、下りはインターネットサーバがユーザに向けてデータを送信するときの速度。つまりデータをダウンロードしたり、映像をストリーミングしたりするときの速度を指します。

メールやチャットで必要な下りの通信速度は1Mbps、ビデオ通話やリモート会議は3Mbps、YouTubeなどの動画視聴は画質にもよりますが、HD(720p)で2.5Mbps以上、フルHD(1080p)では5Mbps以上、4Kなどの高画質動画を視聴する場合は20Mbps以上の通信速度が理想的です。

ご自宅のインターネット環境を調べてみる

速度測定を使えばご自宅のインターネット環境をお手軽に計測できます。ダウンロード速度から、Ping・Jitterという専門的な数値までご確認いただけます。回線速度向上のポイントも紹介してますので、まずは現状を把握してインターネット環境の見直しを検討してみるのもいいでしょう。

速度測定に関しては、こちらからご確認ください。

まとめ

今回は「固定回線」について解説しました。自宅でインターネットを利用する時間が多くなった今、固定回線を見直してみてはいかがでしょうか。一番大切なのは、自身がストレスなくインターネットを利用できるということです。

快適・安心なインターネットライフをお楽しみください。

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